株

お金を使ってお金を儲ける方法の王道が、株です。

株は、株式を購入してそれを売ることで、売買差額が利益となります。

ただし、差額がすべて利益となるわけではなく、売り買いに手数料がかかりますし、利益のうち20%が税金となります。

慎重にお金を稼ぐために、株式投資はありなのでしょうか、それともなしなのでしょうか。

その前提として、株って本当は儲かるのか、、それとも損をするのかを検証してみたいと思います。

株で儲かっている人はどれぐらいいるのか?

誰もが知りたいと思っているのが、こちらでしょうね。

・株で儲かっている人はどれぐらいいるのか?

こういう情報ってなかなかおもてに出てこないしわかりません。

たぶん、正確な数字はわからないと思います。

ですが、こちらを見るとある程度の目安がわかります。

アブラハム・プライベートバンクは富士経済と共同で、累計投資金額300万円以上の個人投資家1,000人を対象に、5月21日から6月18日にかけて投資実績に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。

それによると、すべての金融商品を合算した通算損益において、利益を出している個人投資家は全体の20.6%に過ぎず、72.4%の個人投資家が損失を出していることが判明した。損益ゼロ(イーブン)の人は7.0%だった。

ちょっと古い情報ですが、2012年において儲かっている人は、20%ほどです。あとは、損をしているか、損益があまり変わらない人です。ですが、投資した時間コストを考慮すれば、損益ゼロでもマイナスと言えるでしょう。

ただ、株式で儲かるか儲からないかは、世界の景気、為替、情勢に大きく影響されます。

ですので、誰もが儲かるようないい時期もあるし、ほとんどの人が損をするような時期もあります。

株は初心者にはリスクが高い投資

ただ漠然と株を買って売っても、儲けるのは簡単じゃありません。

もちろん、儲かるかもしれませんが、いつか必ず損をするでしょう。

株で儲けている人はしっかり勉強をして、株を利益を確実に出せる銘柄や売買タイミングをしっかり理解して決めています。

まず、株で儲けたいなら知識と経験が必要になります。これがないと武器を持たずに戦場に行く兵士のようなものです。きっと丸裸にされてしまうでしょうw。

ですから、初めて投資をしてお金を稼ぐのならば、いきなり株式のようなリスクが高い投資よりも、もっと手軽で損をしにくい投資の方がいいでしょう。

例えば、国債や地方債などは、元本割れがなく定期預金などよりも利率が高いです。また、その他利益率でリスクが低い不動産投資もあります。

結局、株は投資しても大丈夫なのか?

結論から言えば、株が儲かるか儲からないかは、わかりませんw。

ただし、定期預金などに比べればリスクは高いし、適当な投資をすれば損をするでしょうし、しっかり学ばないと利益を上げれません。

そういう意味では、「楽をしてお金を稼ぎたい」という人は、手を出さない方がいいです。

株をやるよりも、副業で稼いだ方がいいと思います。

株はどちらかと言えば、「学ぶのが大変だが、一攫千金を狙いたい」という人に向いています。

まとめ

株で稼ぐのは、不可能じゃありません。実際に稼いでいる人がいますからね。

ですが、稼ぎたいと思って株式投資をしても稼げる人は、2割程度です(時期にもよりますが)。

そういう意味では、株は稼ぎづらいと言えます。

ただし、「どんなに苦労してもいいから、大きく稼ぎたい」と思っている人には向いている投資です。

しっかり知識を身につければ、株で損をする確率は減らせます。

実際に、私の知り合いは株が下がった時に買うという堅実な投資をするようになってから、今までに損をしたことがないそうです。ただし、このような投資をするまでは、損をしたこともあるようです。

株を最初始めると、「確実に儲かる」と思い込んでしまい、ついいろいろな銘柄を買ったり、売買を頻繁にしてしまいがちです。

しかし、そんなことをしていたら必ず損をします。

結局、株で儲けられるか、儲けられないかは自分次第ってことですね。