人間関係

確実にお金を稼ぐための基本は、働くことです。

それは、会社に勤めるってことです。

多くの人がこれで稼いでいます。

その理由はいろいろあると思いますが、「確実にお金を得られる」というのが、その根底にあります。

お金を稼ぐ方法として、確実にお金を稼ぐための3つの方法

1、会社で働いてお金を稼ぐ
2、副業で働いてお金を稼ぐ
3、起業をしてお金を稼ぐ

と言いましたが、会社で働いてお金を稼ぐのは、一番リスクが低いんです。

会社がつぶれでもしない限り、100%お金を得ることが可能です。

ですから、会社で働き続けることができれば、ずっとお金を稼ぎ続けることができるわけですが、多くの人は、定年まで働きません。

その理由のほとんどが、

・自己都合で途中で会社を辞めてしまう

ためです。

この自己都合は有り体に言えば、「会社で働き続けることが嫌になってやめる」ってことです。

まあ、他にやりたいことがあってやめるって人もいると思いますが、それはごく一部でしょう。

そして、嫌になってしまう最大の理由が「人間関係」です。

「人間関係は、難しいよ」

これって多くの人が感じていることじゃないでしょうか?

人間関係は、うまくいくほうが稀(まれ)です。うまくいかないほうが普通です。

しかし、人間関係がうまくいかないと仕事したくなくなってしまうので、人は、普通なんとか人間関係をうまくやりたいと思うものです。

では、どうしたら人間関係をうまくいかせられるか、そのコツについて深掘りしていきましょう。

1、人を尊重する

「人を尊重する」。

当たり前だって思ったかもしれませんが、これって案外できてません。

一番大事なことなんですけどね。

たいていは、仕事でも何でもそうなんですが、自分のエゴが前に出てしまってるんです。

すると、相手は、「自分が尊重されてない」と思ってしまうのです。すると、人間関係は、ぎくしゃくとしてきます。

例えば、こんな会話があったとします。

上司「これを今日までにレポートにしてくれって言ったけど、どうなってる?」

部下「まだ、できてませんが、今日中にできます」

上司「え、まだなの。大丈夫なのか?」

部下「頑張ります」

上司「頑張ってないから、まだできないんだろうが、とにかく急いでくれ」

・・・

どうでしょうか?

仕事がうまく流れていっていないときに、つい自分のエゴが出てしまって相手を傷つけたり、不安にさせるような言葉が口から出てしまうんです。

これは、上司がよくないとか部下がよくないというよりも、お互いに自分を守ろうとして相手を尊重してないんです。

お互いに相手を尊重して会話するならこんな感じです。

部下「先日頼まれレポートが少し遅れそうなのですが、何時頃までにできればよろしいですか?」

上司「そうか。今日の夕方5時までにはできれば大丈夫だよ」

部下「了解しました。5時まででしたら確実にできます」

上司「わかった、ご苦労だけどよろしく頼むよ」

部下「はい」

こちらの方が、よい感じですよね。

「人を尊重する」ということは、このような会話や行動や仕草などいろいろな面で、あらわれてきます。

ですから、意識的に「人を尊重する」ってことが必要となってきます。

2、人を信頼する

人から信頼されると嬉しいですよね。

あまり意識してないかもしれませんが、信頼は大事です。

会社内で信頼関係がなければ、まともな仕事はできません。

足の引っ張り合いになったり、いがみ合ったりしてしまい、雰囲気も最悪になります。

人から信頼を得るためには、まず自分から相手を信頼することから始めるのがよいです。

相手が誰だろうととりあえず信頼してみるんです。

最初は、「本当に信頼していいのだろうか?」と思える人もいるかもしれません。

しかし、それって相手を知らないためにそう思うだけで、単なる自分の思い込みです。

信頼をすれば、それは相手に伝わります。

そして、相手から信頼されたら、それは確実にわかります。

3、人に好奇心を持つ

これは、相手をわかろうとしたり、関心を持つことです。

好奇心を持てば、自然と会話も増えるし一緒に過ごす時間も作るように行動をします。

人間は、一緒にいる時間が長くなるほど好感を持つようになります。

そして、心が通じるようになります。

こうなれば、よい人間関係が自然にできあがっていきます。

4、人を許す

人は間違いを起こします。

会社でももちろん、頻繁に生じます。

そんな時に、人は落胆をしてしまいます。そして怒りを感じます。

例えば、よくあることですが、部下がミスをしてしまって上司が怒りを感じて怒鳴ってしまうこと。

もちろん、ミスを指摘してミスが起きないように指導をすることは必要でしょう。

しかし、怒鳴るのは仕事を円滑に進ませるのには意味がありません。むしろ、逆効果です。

部下は萎縮してモチベーションが落ちてしまいます。だから、嫌々ながら仕事をするようになります。

このような時、上司が怒鳴るのは、自分の怒りをなんとか静めたいための行動です。

もし、上司が、「ミスは誰にでもあるものだ。どうしたらミスが少なくなるかを一緒に考えてみよう」と言ったら、部下はどれだけ救われるでしょう。

仕事をしていて怒りを感じて怒鳴ってしまうような行動をする前に、人を許すようにすれば、発する言葉や行動が穏やかとなり、人間関係は、うまく流れていきます。

5、仕事を楽しむ

もし、仕事をするのが嫌いでイヤイヤやっていたらどうでしょうか。

それを見ている周りの人間も、嫌な気分になってしまいます。

だからこそ、仕事は笑顔で楽しむといいです。

もちろん、笑いながらやれないこともありますが、好奇心を持って仕事に真剣に取り組むことはできますよね。

仕事に真剣に取り組めば、その仕事は面白くなります。

元々仕事が面白いかどうかなんてわかりません。

ですが、やっているうちに仕事って面白くなり、楽しめるんです。

まとめ

会社の人間関係をうまくやっていくための5つのコツをまとめると、こちら。

1、人を尊重する
2、人を信頼する
3、人に好奇心を持つ
4、人を許す
5、仕事を楽しむ

1~4は、人に対して、5は仕事に対して、どのような意識でいるかってことになります。

簡単ではないかもしれませんが、それでもいいんです。

大事なのは、「人間関係をうまくやっていきたい」と思って、そのために行動をしていくことです。

行動していくプロセスそのものが自分という人間の器を大きくして、よい人間関係を築いていく礎(いしずえ)となります。